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   2010.11.16 くらま辻井の木の芽煮 [全国特産物情報]

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 京都の老舗くらま辻井の木の芽煮(だき)をご紹介します。阪急うめだ本店で、おみやげもの屋さんのおばちゃんの一押し商品がこれでした。
鞍馬において、家庭の保存食として長く口にされてきたのが「木の芽」。この場合「木の芽」とは、山椒のことだそうです。もともとは炭を販売していたくらま辻井さんが、木の芽を使ったつくだ煮を売り出し、これが評判となり、やがて本業となったとHPにあります。

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「木の芽煮」のルーツは古く、牛若丸が活躍した時代、平安末期までさかのぼるのだそう。かつて鞍馬寺で修行を積んでいた牛若丸は、あけびの蔓と山椒を漬けこんだ木の芽漬けを常食にしていたと言われ、これが今の「木の芽煮(きのめだき)」のルーツと言われているのだそうです。

 「木の芽煮」は、昆布、山椒の葉&実を炊きこんであります。使っている山椒の葉にもこだわりがあり、「土用葉」(どようば)といって、真夏の熟成して水分の少ない葉を、一枚葉にして使ってあるのだそうです。山椒の実は、5月頃に採れるやわらかく香り豊かなものと、7、8月頃に採れる実の皮を用います。昆布は、北海道利尻産の天然ものを使用。

 山椒といえば、なんとなくうなぎを食べるときにパラリとかけるピリっと辛いものを思い浮かべていましたが、昆布の旨みと山椒の香りが生きたおいしい佃煮で、ピリ辛系のものではありませんでした。昆布だけの佃煮も好きでよくいただきますが、山椒の香りがするだけで、一味もふたあじも違った厚みのあるおいしさです。
お茶漬けにしてもよし、きゅうりとかとあえてもよし、おにぎりにしてもよし。佃煮多しといえども、唯一無二のおいしさです。<YA>


くらま辻井


 所在地:京都市左京区鞍馬本町447
 TEL:075-741-1121
 営業時間:9:00〜17:00 水曜日定休



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Posted at 00時44分

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