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   2008.6.3 薩摩の歴史を物語る「べにふうき」のお茶 [全国特産物情報]

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 健康志向の方々に人気のべにふうき。漢字で書くと「紅富貴」。誉れ高い美しい名前です。メチル化カテキンが豊富に含まれていることから、花粉症などの免疫疾患に効果が高いと言われ、アサヒ飲料では『べにふうき緑茶』、さらに森永製菓が『べにふうき緑茶キャンディ』を発売するなど、ますます人気が高まっています。

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200ミリリットルにスティックを溶かす

 べにふうき茶の起源は、明治の初めにインドから持ち帰られたお茶にあり、さらに改良が重ねられ「茶枕崎3号」という南九州産のお茶を生み出しました。幕末には、薩摩藩士5代友厚と石河正竜が、薩摩のお茶を海外に販売し、その利益で海外へ留学生を派遣したり、海外の物産を輸入して近代化を図るようにと藩に上申したのだそうです。これを受け入れて薩摩藩はイギリスに留学生を派遣するとともに産業の近代化を図り、これが近代日本の礎となったということです。まさにお茶なくしては、文化の発展や近代化というものはもしかしたら、遅れていたのかもしれません。
 

 このお茶は鹿児島の仙巌園(磯庭園)でもらったもの。お茶の優れた効能に着目した「しまづ屋」と鹿児島大学との共同開発でできあがったのが、この「べにふうき」のお茶です。
 緑茶で飲むと渋味と苦味が強いべにふうきですが、微粉末一個一個を薄いデンプン膜(デキストリン)で包み、飲みやすく仕上げてあります。色はけっこう濃いモスグリーンですが、少し渋みの強い緑茶を飲んでいるような感覚です。甜茶の甘さは少し苦手でしたが、この飲みやすさならば、花粉症の予防に毎日飲めるおいしさ。今から飲んでいれば来年の春には花粉症克服できているかもしれませんね。<YA>





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Posted at 00時57分

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